9/03/2004

LG3D + Next Finder

Looking Glass 環境を爆発的に浸透させるためのキラーアプリは
間違いなく File Explorer だ。Mac で言うところの Finder ね。
果たして深いディレクトリ構造と、膨大な数のファイルと、変な名前のファイル名の呪縛から
逃れられる時代は来るのだろうか?
「ファイル操作、それはアプリの仕事です」とか否定的な捉え方をする人もいるけど、
普通にコンピュータを使ってする作業の中でファイル操作が占める割合は多い。
そしてファイル操作がスムーズに出来るか出来ないかで心地よさが圧倒的に違う。

どんなに速い PC でも Windows 使っていて腹が立つのはファイル操作のかったるさ。
なんで保存したファイルが見当たらなくなったり、
ファイル指定するのに何クリックもしないとダメなんだ?

僕にとって SGI IRIX や MacOS X が心地いい理由は ls コマンドの存在だったりして。
ところが普段扱うファイルの数が膨大なクセして
今時 cd/ls/mv/rm/mkdir でファイル操作も無いだろ〜ってこと。

Looking Glass = 鏡の国(のアリス) に敬意を称して、鏡の国の登場人物
"Dum" と名付けたファイルブラウザを考えるとするか。

三次元のファイルブラウザというと、
すぐに三次元空間にファイルのアイコンが並んでいて... と考える人が多いけど、
僕が思い描いているのはそんなのじゃなくて。
プログラマが ls や cd を使わなくなるくらい便利なファイルブラウザ。
アイデアはぼんやりと固まりつつあるんだけど、それを実装できる自信が無いな。

画面イメージは内緒だけど、概念だけでも
いくつか忘れないように羅列しておこう。

 ■「保存(Save)」という操作をしなくても保存してくれるデータ
 ■ 以前行った操作が無限に記録されていること
 ■ ファイル名の付け方に制限されないファイル管理
 ■ 文書ファイルとか、動画ファイルとか種類を意識しないでも使える
 ■ マウスギミック or ショートカットを駆使した高速な操作感
 ■ インクリメンタルサーチで探す
 ■ パーソナライズ、癖とか定番の操作を覚えておいてくれる
 ■ だからといって何かを設定しないと使えないものはダメ
 ■ お仕着せの自動化は使いづらいだけ
 ■ Web やネットワークと統合されたもの、ローカルファイルという概念を取り払う
 ■ 1台のコンピュータに限定されないもの、今時複数台のコンピュータを普通に使うはず
 ■ 拡張子、ファイルタイプ、ファイル名の心配をしなくて良いもの
 ■ 短期記憶に頼らなくてもいいもの、何かを覚えなくてもいいもの
 ■ カット&ペースト、ドラッグ&ドロップの概念を透過的に実現したもの
 ■ ズーミングインタフェースを備えた、膨大な量の情報を把握できるもの
 ■ 時系列とか時間の概念があるもの、先を予測するもの
 ■ 繰り返し操作をしなくても良いもの
 ■ 使い方のドキュメントを必要としないもの
 ■ 既存のファイルシステム上で動作するもの、新しいファイルシステム前提だとすぐに普及しないから
 ■ 良く使うのは最近のファイル。だけど数年前のファイルが必要になることも
 ■ 使っていて楽しいもの、心地いいもの
 ■このリストは随時追加されていきますぜ!

根本的な考え方は SGI Paul Haeberli らが提唱する
[Futurist Programmers] にあるかもしれない。

2 Comments:

Blogger yasuyuki said...

従来のツリー構造ファイルマネジャーでいいから、
とりあえず作ってみようかと思います。

あと自分のとこにも書いたのですが、
デスクトップ環境にとらわれず、
SmalltalkやHyperCardみたいな世界はどうでしょう。

作業終了時の状態は「保存」という動作を明示的にしなくても保存される。
アプリケーションやファイルを操作しているのではなく、
オブジェクトにメッセージを送る、という世界です。
すでにSqueakなんかにはあるのかな...?

2:22 午後  
Anonymous 匿名 said...

HyperCard はとっても WWW 的。
なのでカードインタフェースじゃなくてもいい感じ。
それに 1987 年に登場した HyperCard のインタフェースを
ひきづらなくてもいいと思う。
それより、攻殻機動隊にでてくる「防壁」とか、ネットワークブラウザとか
エージェントのマネした方が楽しいと思います!

僕の考えた壮絶なインタフェースデザインを伝えるので、
実装してみます???

1:10 午前  

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