5/21/2015

[&] IA Cocktail Hour: IA Summit 2015 talk



IA Cocktail Hour: IA Summit 2015 talk

All the slides (and more) from the 2015 IA Summit
https://medium.com/@IAsummit/all-the-slides-and-more-from-the-2015-ia-summit-61a4d063d28c

Introduction to IASummit 2015
Summary of Topis
1. Re-framing and Un-framing IA
情報アーキテクチャのオントロジーの再確認・再定義
2. Content and Data
多チャンネル・多デバイスにおけるコンテンツとデータ
3. SHaping Organization
組織の再編と推進

IA Summit は、情報アーキテクチャに関する国際会議、
毎年春に北米で開催。4/24-26 ミネアポリスのハイアットリージェンシーホテル
カンファレンス、ワークショップ、レセプションなど。

ミネアポリスは TARGET というスーパーの本拠地。
16回目の開催、約600名。
IAの人も、UXの人も、UX戦略の人、サービスデザイナーも、コミュニケーション担当の人も、
事業会社が多いが、フリーランスの人、アカデミアの人、エージェンシーの人も。

近年だと、事業会社の人からも、ヘルスケア領域、投資系の人が多いように感じた。
USAA 軍事保険/金融会社の人がワークショップを開催していたり。
BBC などのメディア企業もセッションを展開。

Abby Covert にプレジデントが交代。
白熊本の大御所も居る。
新しい人がどんどん入っていて、フレッシュなコミュニティ。

Understanding Bee というセッション。
Q&Aセッションのようなものであるのですが、
楽しさを追求するようなもので、
遊びながら学べる工夫。質問されたから答えるだけでなく、
既知に富んだ回答をしたり。

3日で70以上のセッション。
プレゼンテーション以外にも、ゲームやカラオケや、皆で一緒に学べるアクティビティーも。
4つの並行トラックでセッションが開催。

IA Theory and Practice:実務に直結した内容
Supporting IA:知っておいた方が良いもの。行動経済学。説得力。パブリックスピーキングなど。
Carrer Development:キャリア形成や、メンタリング、教育
Flex:コミュニティーそのものについて、話し合いをする。人気セッションの再演

朝からランニングするという会。
ソーシャルアクティビティ。交流を図る工夫が増えている。
時差ぼけを直すため、AM7:30 に集合して、ランニングしたり。
始めて来た人でも交流の場がある。

ミネアポリスはプリンスのふるさとなので、プリンス楽曲の余興があったり、
みんな踊って楽しみました。

● Re-framing and Un-framing IA
岩本さん IAとしては 10年、2年前から参加。
IAの大きく3つ、概要編、実践編、組織編にわかれる。
2年前に比べると実践的な内容が減ってきた。

IAは皆のもの、システムシンキング、
世界を良くするためにIAはある。
人間だけでなく、Gaian -centered desing 神の領域に入ってきた?(笑)

特に今まではスライドを用いて説明するセッションが多かったのですが、
話しをして、IAの定義を再確認するのも多かった。



IAの領域は広いけれど、中心に Meaning を添えれば、それに沿ってやっていく。
Responsive IA から、IAは皆のもの、IAは生活のスキル。
IA for Everyone という本が出て、Webだけでなく、生活、生態系全部に関わるもの、

近々白熊本の新しい改訂版が出る予定。
建築出身のジョージが加わった。オープニングキーノートをやった。
世界を良くするために IA を。
そこから発展して、クロージングでは、ブレンダローレンさん
人間だけでなく、あらゆる生態系にとってより良いものを作ろう。だから何?という内容。
Gaian-centered design ?
ホールアースカタログの地球。ワールドIA Day でも話題になった。
世界が平和になればいいとか、地球がより良い方向へとか、今着地したのかな?
オープニングキーノートの中から。

3 Principles
1. Places made of language:言語で空間を
2. Consistency (coherence)across contexts:文脈の中で一貫性を
3. System thinking

2 Goals
Findability
Understandability

http://www.jarango.com/blog/2015/04/24/for-everybody/

テッドネルソンのスカイプでのお話し。
得るものががあったというのではなく、凄い人が参加したという。
77歳なのですが、
新しい分野は常に苦労が伴うので、若い人がんばってね!という話し。
質問そのものが深かった。

New Fields and Feel Effects Q&A
http://www.iasummit.org/index.php/node/291

●What we mean by meaning / Marsha Haverly

情報に対して「意味」はどう形成されるか、についての新しいモデル
もともとIA 界では、以下のモデルが前提であった。
DATA(データ)> INFORMATION(情報)>KNOWLEDGE(知識)>WISDOM(知恵)
一昨年、昨年 Dan Klyn , Andy Fitzgerald らが、以下のモデルを提唱していた
GONTOLOGY (個の存在)>TXAXONOMY (分類)> CHOREOGRAPHY(組み合わせ)

実用的にはこういったもでるから、データ設計やデータ管理方針の
設計指針を得る(CMA, メタデータ設計、Linked Gata)
データを活用する UX(ユーザー行動)のモデルとして用いる(マルチデバイス連携、
IoT)などの活用がかんがえられ、今後の IA 業界においては重要なセッションであったと認識されている。

言葉で定義される情報と、感覚的に捉える情報という全体像。



解釈モデル。意味的でもあり、感覚的でもあるものがエモーショナルな意味。

Twitter の初期は文字だけだったので、言語的なもの
写真が入ってくることで、心を持っていかれて解釈するようになる。
Twitter はあくまで文字を読むもの。

これからのIoTとかを考える時、感覚的なことできっかけを得て意味的なところに持っていくのを意識してデザインする。
そうやって IA は情報デザインを考えていけるのではないか。

現実的なところでは、データの管理や、メタデータをどうするのかにも役立つし、
UX を考える時、企業の情報提供のところ、
人が情報を解釈する仕組みとして、役立てる。
意味で解釈するところじゃないものと、意味とを組み合わせて、情報を提供していく。
重要なセッションだと捉えられて、再演されたセッション。

●Designing Ecologies - Andy Fitzgerald
システム思考で考えた時の情報設計基本還俗
Consistency よりもCoherence を重視しすべきという視点
見ている対象だけでなく、周辺も、全部の流れも考えて捉えるというムーブメント

Information Architecture for the WWW 4th Edition
Interwingled - Peter Morville
Pervasive Information Architecture - Andrea Resmini
IAの「意味的展開」的な書籍

■ 2. Content and Data
メタデータ、Linked Open Data, Taxonomy
企業内で持っているデータ、それぞれの関係性は Linked Data
まさに IA の話し。

Designing Webs :IAas a Creative Paractice / Paul RIssen - Data Architect BBC News Online
BBC の人が、Webサイトをデザインしているのではなく、
情報がネットワークされた、情報のネットワーク自体をデザインしている。
Web はその実装でしかない。
もう一つ抽象的な情報の関連自体をデザインしている
そこに、背景として、IoT が普及していくとか、
企業サイトが API を介して、いくとか、
一つの Web を作るだけでなく、大元となる情報のネットワークを作る。
参加者の支持を得手いた。

THink Webs not just websited
web サイトという限られた範囲ではなく、webの世界全体を考えよう

The WWWis amedium which is ideally suited to expressing creativity
WEb は創造性を表現するのに最適なメディア。

我々は Web サイトではなく、情報体という意味の「Webs」をデザインしているのだという視点
そのとき、分類(Taxonomy)をどの視点で適応するかに
キモがあり、そのために情報の関係性のモデル化が必須
例:BBC の番組分類(リメイク版のドクターフー)

Structure and Metadata:
Shortening the on-ramp to lined data
- Dalia Levine, Duane Degler

人にわかるデータをマシンにわかるデータにどう繋ぐか?Linked Data の概念
カード、カタログ、RDB、XML, RDF
IA は整理だけでなく、活用まで意識しなければならない
すでにある、分類体系・整理を活かしつつさらに活用する
Linked Data 同士をどのようにつないでいくかのモデル

業界の中で共通化するようなつなぎ、一般的なところまでのつなぎ
自社内の言葉の言い換えとか、
マシン可読性、アーカイブなどのために読み替えるためのモデル、情報管理をしていく。

全部スクラッチでやるのは無謀なので、ローカルの分類体系、情報のフォーマットで
1レイヤーあがったところで、どう変換するのか?

Atomizer:Microccontent and the Forute of IA- Bram Wessel
個々のコンテンツ Microcontent をいかに統合して、顧客て依拠うするかのモデル

The Battle for the Body Firld - Jeff Eaton
コンテンツをデバイス、メディア版ように活用するために、
ボディエリアのなかでどういった記述を行うべきか

Architecting the news - The guardian's Container Model - Nick Haley
ニュースメディア、ガーディアンのなかで記事単位をどのようにモデル化して、
日々の「紙面」として構築しているか?

コンテンツのあり方が Atomizer 化してきた。マイクロコンテンツそのものがサービスの主軸になってきた。
デジタルクーポンなど。
コンテンツ、情報を細分化して、データをリアルタイムでパーソナライズしていく。
一個一個の情報を、輻湊的なタクソノミーで分類していく。

■3. Shaping Organization
組織の再編の推進
組織というものをどう情報として捉えるのか?

IA Summit Career Workshop 2015
IA職種でどうキャリアを形成するのか?
どういう質問を投げかけて採用するのか?

Shaping Organization s to Delover Great User Experiences / Peter Merholz
組織設計や組織の構築を提供している。

優れた UXを提供/実現するための「組織」のあるべき姿を可gなえる。
Bridge BUlder として Jawbone の組織設計を担当する Peter Me 氏

1. Internal Services / Yout In-house Agency
専門チームからデザイナーがプロジェクトに派遣される。専門性の維持に有効
2. De-centerlized and Embedded / Program-based
プロジェクトチームにはじめからデザイナーが参加、1と比べて専門性の維持が難
3. Centralized Partnership
Customer Journey Map をベースに共創、責任感/主体性を養う

組織設計に王道無し?

We are the Architects / Lisa Welchman
もともとデジタルガバナンスを専門とする人。
対企業も、NPO, 事業会社にソリューションを提供している。
ローゼンフェルドメディアから、Managing Chaos という本を。
http://rosenfeldmedia.com/books/managing-chaos/

情報設計、情報を整理することで、何がもたらされるか、あらためて考えよう。
対顧客、IAでは無い人に、価値を伝える、価値を再確認する。


もっとも古い組織図。イギリスの鉄道会社

ヒト及びコミュニケーションのあり方が見直されている。
目の前にあるスクリーンのことだけにとらわれず、スクリーンの裏にある「情報」についても考えてみて欲しい
情報を整理、設計したところで、平和はもたらされるのだろうか?

情報管理はどうあるべきなのか?
フロントエンドとバックエンド、実現するためのインフラ、データ管理
コンテンツのマネジメントとそれを実現するためのインフラ
それによって組織が形成されていく。
どういう組織が良いのか?
皆が IA としての考えを持つべき。

Meaning is Flow
意味は流れていくもの。
組織の情報も流れていき、情報に接触したときに、どう解釈すべきなのか、情報は形作られるべき。

コントロールとマネジメントは異なる
平和であること、良い仕事ができること、そして事業が成長すること
「情報」そのものにコンテキストは存在し、そのコンテキストは誰かの手によって与えられ鵜ことを忘れてはならない