11/23/2004

SFC OPEN RESEARCH FORUM 2004 (real)

SFC OPEN RESEARCH FORUM 2004
行ってきました。
思いがけず 山村浩二 氏の「頭山」のメイキングが見られたのがすごく良かった。
いろいろ試した結果、15fps をメインで、動きが速い時は 30fps で描く、
制作の後半は、前半に描いた絵を書き直すことに費やされた、
で、何回も塗り重ねたりして画材的にいつか限界がくる、
結局はどこであきらめるかが完成と判断するしきい値なんだらしい。
手作業ばかりかと思っていたら PhotoShop を駆使して
最大 50レイヤーのシーンもあるそう。凄い!

SFC Forum の方は脇田氏の力作、RFタグを二種類使った IT ものが注目(写真)
参加者がうろうろ歩いているだけで履歴がオンラインで反映したり、
人気のある展示がグラフ化されて解る。さらにトラス(写真)の下を通ると
映像のスイッチが入って、赤い映像を追いかけて音楽を奏でられる。
ちゃんと説明を聞かないとすべてのギミックが解らないのが難点だけど、
単にプライバシーの保護をうるさく言う「負」の方向ではなく(保護はしたままで)
RFタグの情報を提供することによってさらに自分も情報を手に入れることができる
ことが興味深かった。

その他、地図上の行動履歴を利用した情報提供をおこなう [ mPATH Framework ]
携帯電話を2台つかった力技の AR もの [ 3D MUSCLE]
[ ELIICA] というサンダーバードに出てきそうな電気自動車がカッコいい!
あとメール添付するファイルの重みを感じることのできるサンプルデモ (豆増作成?)
が興味深かった。それとなんといっても会場狭すぎ。