1/16/2014

[&] Eliot Bergman / Infographics Design



Eliot Bergman / Infographics Design

※後で写真を追加します!
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http://ebergman.com/
http://www.ebergman.com/infographics

世界に伝えるインフォグラフィックスデザイン
ブルームバーグ、Newsweek, HP にインフォグラフィックスを提供するデザイナー

高校は美術専門、そのあとスイスの大学院にいきました。
20の時に、大学院から卒業して、大きな出版社タイムワーナーに就職しました。
その雑誌はフォーチューンというビジネスの雑誌で、
インフォグラフィックが仕事でした。
その頃、パソコンもなく、Mac もなく、
どういうグラフィックか考えるのが一番大切でした。

こうゆうインフォグラフィックを書いたことがある人は?
この 30年の間、コーポレートアイテデンティティや、ファッションや
いろいろな仕事をやっていますが、
その間ずっとインフォグラフィックに興味がありました。
事務所で働くのはあまり会わなかったので、独立してはたらきました。
大きな雑誌と契約があったのが良かったです。

Newsweek との契約は 18年契約が続きました。
フリーランスだといつ仕事が入ってくるのかわかりませんが、
インフォグラフィックの仕事が定期的にあるのは感謝しました。

●チャートとグラフ

数字だけ観ても意味がわからない。
意味が無い。ゆっくり読まないと意味が無い。
テーブルのようにオーガナイズすると。これでもまだ曖昧。
読者に伝えることが使命。
ストーリーがあまり面白くない。見えてこない。

線グラフ。
線がこのデータにあうかどうかわからない。

棒グラフ
一年ごとにバラバラにする意味があるかどうかわからない。

円グラフ
100% になるかどうかわからない。

それがインフォグラフィックの大切なことは
情報を伝えること。

ポイントは、2008年の貯金を見ること。
これを良くみて、編集してこういう結果にします。
読者は、見て、一瞬でわかります。
こういうデータの意味、どの形が大切、どのデータの形を編集すべきかを
感がえるのが一番大事ですね。
すぐに理解できる形が一番いい。

●次は私のインフォグラフィック
私のスタイル、私の哲学、私の書き方がわかりやすくなります。

ブルームバーグ(経済情報)がクライアントの仕事、
月々、40-50枚のインフォグラフィックをかきました。
時間が限られていましたが、面白かったです。
これは、747とエアバスの比較のインフォグラフィックです。

値段、広さ、席数
読者に、伝わりやすく、
イラストを描くと、見やすくなる。
エアバスもまだ出来ていないので、3Dグラフィックスにしました。
記事によって適切なスタイルに変えます。

時価総額。
IPOで大きくなったので、風船のメタファーを使いました。
普通はただの棒グラフですが、つまらない。
読者に面白く見せる。

20本のタバコで、100% の円グラフになります。
利益や、税金など、を3Dで描いたものです。
写真を撮れば楽だったんですが。

ニューヨークのハンプトンという場所。高級住宅地。
絵はがきのような形が楽しいと思いました。
これはかなり古いインフォグラフィックです。

フォードとGMの借金のインフォグラフィック。
すぐに理解できると思いました。

光ファイバーのマーケット、マーケットの広さを示したインフォグラフィック。

野球の試合のチケット。
誰かが試合を見た時に、どれくらいグッズや食事に時間を使っているのか?
三つのチームで比較しました。
ただの表ですが、チケットのイラストを使わないと面白くなかった。
ロゴは良くしられたものなので。

MOMA
これは写真を使いました。有名な建物なので。

これは Photoshop で描いたものです。
場合によります。

カフェラテの値段
コーヒーカップを使わないとわからない。
良く知られていて、憧れがある。
カフェラテいっぱいの価格。

ノキアの株が下げている様子。
これは携帯電話を見せた方がいい。

インフォグラフィックは飾りという人がいますが、
それはインフォメーション。
見たらすぐに、「携帯」の内容だとわかります。

Apple のキャンペーンの真似して、
自分の顔のシルエットを書きました。

金庫の借金、
温度計、体温計を使いました。
銀行の建物はつまらないので、メタファーを使いました。
これは棒グラフでも円グラフでもどっちでもなりたちます。

解りやすい写真をとって書いたものです。

シスコという会社のサイズを示したもの。
15の会社を全部あわせたよりも大きかったので、
普通の棒グラフで見せた方がドラマティックだと思いました。
データを読み取ってから見せ方を考えないといけません。

ヨットの青写真のような見せ方。
どういう風にお金がかかるのか。

ESPN
スポーツチャンネル
この会社はテレビだけでなく、インターネットのページも、
雑誌もだしていて、それらも見せたかった。

電話の通話料金。
自分のポケットから小銭を出した感じ。

ドーナツの会社、チェーン店、お酒の会社、
70% がお酒、13.3 はチェーン店。
ドーナッツを使って円グラフを作りました。

GM車の会社。
鍵や扉や、ナビ、ステアリング、オイルは別な会社です。
車の形で見せたのが良かった。

二酸化炭素排出量。
この場合は煙突が良いと思った。
ただの棒グラフですが。
力強い形でかきたかった。

広告代理店。手書きで、軽い感じで、書きました。

エルメスがどうやってお金を儲けているかというインフォグラフィック。
65% は洋服や香水など。
バッグは有名なので、エルメスのイメージなのでこういう写真を使いました。

薬品会社。何が危ないのか示しました。
真面目な話題でこういう形が良いと思いました。

ウォールマート。スーパー。
世界中の売り上げの 3% はウォールマート。
1年の売り上げはスイスの GDPより大きいです。

スカイプが出来た時の説明。

築地の話し。
マグロの形。カトゥーンの方が面白いと思いました。

ラスベガス。派手ではなく
ただの地図としてえがきたかった。
ロゴではなく、地理的なはなし。

サッカーチームが使っているお金。

インドの航空会社の話し。
どういう新しい会社ができて、どのサイズなのか。

おもちゃの売り上げ。
電気のおもちゃは売り上げがあがって、ぬいぐるみは売り上げが下がっていること。

私のスタイルは、すべてシンプルですよね。
雑誌を見たときにすぐに理解して欲しいので、
どういうイメージが読者に深くて、一番解りやすい、意味があるのかをよく考えています。

あるデザイナーは、シンプルでポップな感じ。
複雑な絵を描くこともできますが、合わない場合があります。
情報を伝えるのが目的です。

●インターナショナルインフォグラフィック

ポイントは英語を読まない。
今見せる例のグラフィック

アルバニア、東ヨーロッパのインフォグラフィック
イスラム教の礼拝の方法。文字は読めないけど意味はわかる。

どちらのボウルがあなたの犬に合うタイプなのかを示す
インフォグラフィック。
可愛く、面白く書かれている。

アメリカ人はかなり肥満...
かなり肥満か、よく描かれている。

オーストラリアのインフォグラフィック。
地図が良かったが、波のアイコンとか、ゆるゆるなグラフは
あまり関係無い。

南米。
パソコンを使う時になんで腰が痛くなるのか

カクテルの作り方。
かなりエレガントな描き方。
これを書いたのはプロではなく、大学生。

エクアドルのサッカー

死んでから、あなたの体の部品の価値。
他の書き方なら怖いが、かなり良く描けている。

高層ビルの予定があるが、まだ立っていないビルの予定。

お弁当のサンドイッチに絵を描いている。
毎日書いているみたい。

ラザニアの作り方のインフォグラフィック。

更生部室を発見した人のタイムライン

オリンピックのインフォグラフィック

トウモロコシの使い方。

●悪い例 してはいけないこと。

TPP
グラフを見てもわからない。
数字の使い方。デザインも良くない。
ちょっときたない。ポイントが解りづらい。

新聞購読率
いらない情報がありすぎる。
繰り返すのは意味がない。

社会保障費

説明文がグラフィックスよりが多いのは意味がない。

私がデザインしたら。
新聞のイラストで、解りやすく。
新聞を見たら、話しが新聞の関係だとわかる。
それがインフォグラフィックの力。

●悪い例;トレンディ、しかし?

細長いインフォグラフィックはあまり良く無い。
編集されていない。
アイコンを使っているけど、なんでかわからない。
説明もなくてわからない。

シロアリの話し。全然わからない。
最近、いろいろなソフトがあります。
最近のトレンドは、複雑なインフォグラフィックを描いたらクール?
形は凄いけど、情報は良くない。

●国際エネルギー機関(IEA)パリ

この雑誌は年に4回。
32ページの情報をもらって、それからインフォグラフィックを描いてくださいという依頼。

最初の棒グラフは意味がわからないけど、
時間のグラフだということがわかる。
これは私の趣味じゃないけど、1ページで沢山みせたかった。
フルカラーですが、赤と青を選んだのはなぜかは覚えてません。

●5つのステップ

1. データを収集
エクセルはすすめていません。
ソフトは大切ではない。

2.データの分析と編集

大きな問題なので、一番小さいものか、大きい順に。

3. グラフの種類
4. 視覚的なメタファー
5. 編集、仕上げ

説明、ラベル、キー、情報源
情報源は大事。

●いくつかのwebサイト

http://visual.ly/
http://visualizing.org/
http://edwardtufte.com/tufte/
http://pinterest/
http://ebergman.com

私のインフォグラフィックと、グラフィックのスタイルはあまり変わりないです。
小さな雑誌の場合は好きに仕事できる。
シンプルでわかりやすいもの。
写真を真似せず、グラフィックとして描きたい。

Q&A
$ が一つしか描かれていないのは?

何回も繰り返すとノイズになる。

Q&A
失敗しない、ミスをしない方法。

ステップごとに、使っている情報を確認。
Wikipedia とか情報をとっているが、信頼できるかわかりません。
情報源を確認するのが良い。編集。目的、情報のポイントを良く考えて
選んだら失敗しないです。イラストがいるのか?イラストが要らないのか?
シンプルで良いのです。そのような事を守ったら、失敗しないです。
他の人に見せてチェックしてもらう。

Q&A
日本語で作ろうとすると、うまく締まらない。
英語は短い、日本語は長い。
考えるべきこと。込み入ったら、文が長いのはいいが、シンプルにする。
要らないものを消して、読書を尊重すべき。

Q&A
雑誌とかの場合は、書体の指定がある場合があり、
グラフィックがシンプルだとタイポグラフィを選ぶのに神経を使うので、
書体を選ぶこだわり。相性がいい書体などあれば。

私の場合は、イラストがメインの場合は、特別なフォントはいらない。
ある雑誌は固有のフォントがあります。
飾り的なフォントなど。それはイラストのため。
最初の2語、ボールドで強調したフォントの後、興味があれば読んでもらえる。
ポイントは文字ではない。
文字テーブルであれば、綺麗な文字を使うはず。
一般的にはニュートラルなフォントを使った方がいい。

Q&A
国や宗教によって、色の持つ意味が変わる。
インターナショナルなインフォグラフィックで注意すべきことは?

それぞれの国に失礼が無いように。
意味があって、色を使う。
アメリカの教科書の仕事、いろいろ決まりがあって、すごい難しい。

Q&A
何が伝えたいこと、伝えたいことがあるから形にしたいと思い。
ピクトグラムでユニバーサルなものになって。
どうやったら言葉を使わずに、表現できるか?

まず、描いて、自分の意見だけではなく、
いろいろな人にみせて、どっちが理解できる理解できないを聞いて、
客観的に見てもらう。
自分のために描いているものでは無いので、もう一人連れてくる。
自分の自信を強くするのも大事なことです。

Q&A
紙向けとWeb向けの違い。

Web 向けは、インタラクション、動きがあるものにする。
情報が複雑でもWebでは表現することができる。
それが大きな違い。
Webは、72dpi 、雑誌は 350dpi なので、クオリティが違う。
雑誌なら一瞬で見て終わり。Webなら、ちょっとテレビゲームのように
遊んでもらえれば、わかりやすいインフォグラフィックスになる。

Q&A
どれぐらい時間がかかりますか?

一番大切なのは、描き始める前に、アイデアが完成していなければ、
描き始めるべきではない。パソコンに向う時に、何を描くべきなのか解ってから
描き始める。
20人いれば、20とおりの描き方がある。