10/02/2008

[&] media seven


川口市メディアセブン

メディアをめぐる7つの話:ネットワーク編
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関心空間。そこにいたるまでのインターネット。これからのインターネット。

氏原:写真、出版、音楽、コンピュータ、ビデオ、ネットワーク、映画(メディアセブン)
身近なものの変化は認識しにくい。変わっている現場にいる人の話を聞く。
なにか気づきがあれば。

前田さん自己紹介:東京大学情報学科で、実践メディア産業論。ソーシャルメディアを教えている。
今まで、どういうジャンルで、どう働いているので、説明しづらかった。
「つながり」をデザインする。つながりについて考えることをしてきた。
やっと今、ソーシャルメディア論。もっともらしいジャンルがやっとできた。
1995年、ソーシャルネットワーキングサービス。その頃は言葉もなければ、
インターネットさえも説明しないと伝わらない時代だった。
笑っていいとものテレフォンショッキングのインターネット版。
人と人を物(関心)でつなぐ。関心空間のプラットフォーム。
いろんな人にどんなふうに関係性を見せたりすることの提案をする。
その一部を今日紹介。

ぱっと見た目、グルメなど、普通のポータルサイトに見える
最初は情報ポータルではなく、
マイページの中に自分の関心のあることを本棚のように並べ、
自分の趣味趣向に近い人とマッチングする仕組み。

関西の出身、両親が徳島の出身。
そこには「かつ天フィッシュかつ」
掲示板としても機能する。
エントリーの一つ先に、別のつながりを見ることができる。
キーワードに「徳島名産つながり」で、つながりキーワードの告知がくる。
ゲームのような構造。
原理的には、なんの難しいテクノロジーを使っていない。特殊なテクノロジーではない。
これを作った7年前には、大きな反響を得た。
当時、インターネットでは、Webのリンクには了解を得るのが普通だった。
手順(ネチケット)があった。人のエントリーにつなぐには、無作法なことだった?
自分のものを好き勝手に繋げることができた。
設計上、いいのか悪いのか、半信半疑だったが、すごく成功した。最初は5人から。
現在は4万人、24万キーワード、45万つながり。
インセンティブは無い。つなぎつなげられ。月に来訪するユーザは200万人。
そうなった時、はじめて「メディア」になったと感じた。
ちょっとした口コミに、多くの人が見つけるようになってきた。
いま CGM, Social Media という言われ方をするようになってきた。

特徴的なことは:
実際、どういうモチベーションで投稿しているのか?
「ニーバウム・コッポラ」フランシスコッポラ所有のワイナリー
キーワードを登録したら、「コッポラつながり」が発生した。
ソフィア・コッポラとスパイクジョーンズの結婚式は、このワイナリーの庭で行なわれた。

関心の近いひとがつながっていくと、どんどん興味のあることが分かってくる。
「集合知」コレクティブインテリジェンスと呼ばれる。

北欧のアイスクリーム [ LEJONET & BJORNEN ]
ノーベル賞の授賞式で出されるアイスクリーム。
「ライオンと熊」というスエーデン語。売っている場所が分かった。
投稿した人の知識が補完されていく様が分かった。
いろんなアイスクリームつながりが分かってきた。

一個ボールをみんなに向かって投げると、
つながりがたくさんかえってくる。利息が帰ってくるようなもの。
自分の関心のあることだけにつながりが増えていく仕組み。

やってみないとわからないところがある。
キャッチボールみたいなもの。
外から見ているだけでは分からない。

■様々な形のつながりがここに用意されている。
 つながりが繊細で緻密。

編集能力がある人が集まってきている。
コレクションという機能がある。
「ご当地グルメコレクション」各地のご当地グルメを集めてくる。
雑誌の特集を編集しているのと同じことをしている。
繋げることによって、一つの塊にする能力を持った人が作っている。

今はトラックバック機能があって、他のコンテンツを集めて、
一つにするサービスはある。ソーシャルタギング。
「編集知」ともいえる。

■どうやって設計したのか?

社員5人から始めた。1名企画、1名デザイン、1名プログラミング。
その時は、ようは、「こういうことがおきやすい」ことを考え、デザインした。
バンドがセッションしながら曲をつくるようなもの。
公開した後も、ユーザが「面白い」と思った機能を1時間後に実装してしまうような
スピード感でつくっていった。

■ビジネスとは違う

パクったサイトは良くみかけるけど、きれいに作りすぎて、
その良いテイストが感じられなくなる。

■関心空間の名前のゆらい

「都市計画」、物理的な都市、都市性(アーバニズム)があわさって都市が出来ている。
可視化すると都市計画に役人立つ
1960年代、インタレスト
もともとは、カード型の投稿よりも、地図の上に関心が並んでいるような
「絵」を想像しながら作り上げていった。

■関心空間のアイコンの意味は?

スパイクジョーンズの「マルコビッチの穴」、
俳優の中に人が入り込んで、人形のように扱う。人の心の中を覗き込むアイコン。
マルコビッチに少し似たアイコンになった。

■実際言葉にして並べてみると、普段気づかないことが分かる?

つながりというのは、二つ並べてみて、「そういえばこうつながっているんだ」というのが
目で見える。つながっているのが分かってしまうと、新鮮さは失われてしまうが、
感度が高い編集長は、視点が高くて、世の中のつながりを見つけてくることができる。
一冊の雑誌にした時に、読者が読み解くことができる。

■雑誌ににている。

雑誌の「雑」に似ている。

■新しい形の雑誌ににている。

自分の知っていることを相手に教えて、
知らないことを教えてもらう。
「知」の循環、連鎖が生じるのが楽しい。

■管理することに関しては?荒れたりする?

絶対に荒れないことは無い。荒れにくい構造になっている。
自分に関心することを投稿している。
なにか議論したいわけではない。
自分にとって大切なことを思い出のように、本棚に並べていくよなうんなもの。

200万人の来訪ユーザも、好きなものを検索してやってくるので、
まずは荒れにくい。
普通掲示板のスレッド、管理者が削除権限があるが、
ユーザ一人一人が削除できてしまう。変なつながりを解除する機能がある。
自分の庭に変な人が入ってくるのを排除することができる。
公園で勝手気ままにするのとは違う。その構造が鍵。

ルールの差だけ。ルールの作り方が
たまたまエンターテインメント性があったから受け入れられた。
初めから荒れないためにコミュニケーションのルールを決めなかった。
こうやったら、不愉快じゃないでしょ? と暗黙。
インターフェースからアフォードした。

■どれくらのユーザ?
 4万人、読んでいるのは200万人

■4万人が知的な遊びをしている。寄ってくる理由は?
 mixi も非常に多いが、ユーザ層の違い、ひきつけるものの違いは?

mixi は個人的な自分として、個人のツールとして
自分と友達とのつながり。ローカルなツールでしかない。
どちらかというと職能、自分の人格、セミパブリックな格好。
関心空間はよそ行きなところがある。
本棚とかクローゼットみたいなもの。友達に見せても恥ずかしくないもの。
自分を良く見せる場合もあるが、
「おもてなし」をする場合もある。

雑貨とかセレクトショップが好きな女性などが、関心空間に多い。
アマチュアかもしれないが、ファッション雑誌の編集者に近い。
自分でショップをやりたいくらいの人が多い。

■mixi だと日記を書く場合。
 関心を書くことでワンクッションを置く。

■関心空間になるまで
東京青山茶寮 1995 クリエータのサロン
Rikujin 六塵
インターネットを使ってコラボレーションをする空間。
SNS 的、音楽 8〜10名のミュージシャンにリズムのテンポとスケールだけを決めて
コンセプトを共有して音楽を作った。DAT に4小節つづリズムを作って、
ベースラインを作って、和声を載せて、ばらばらに組み替えて作ったもの。

昔から同じパターンのことばかりしている。
リレーションをしていて、動的に生成されるコンテンツに興味を持っている。

■当時最先端。当時のインターネットは限定された形
 現実の集まりでもあり、ネット上の集まり。

コンテクストを構造化して集めてくるのが興味がある。
クリエータを集めて、お題に基づいて、パーティをクリエイティブな場所にしてきた。
96年に青山に個展。bit rain . 01 の雨が降っている。
small world connection , SNS を可視化するソフト。

■日本で 1990年度半ばにネットの可能性に気づいていた?

コンテクストの可能性について気づいている人は少なかった。
伊藤譲一、コンテクストとしての美学。英語の論文。
インターネットはコンテンツオリエンテッドではなく、コンテクストオリエンテッドである。
その論文を見たときに、知識とか人とかの動きが連鎖して、
フィードバックして成長していくのは、コンテクストオリエンテッド。1995〜96 くらい。

■人と人がつながっていくことでコンテクストが得られる。関心空間は?
どういった経緯でかわってきた?

もともと人と人をつながっていくと、面倒なことも起こってくる。
全人格をさらけ出している訳ではないので、多面的な人格を持っている。
どういったら、人が直接つながるときの距離感を持たせれば良いのか。
普段はよそ行きの職業人としての顔を見せている。
そういう距離感を作っているのが関心空間。人と人のキーワードという媒介物を使って
つながることによって、口論にならない。
リアルワールドでの距離感と、同じもの。

■どうつながるというのかを模索しているメディア
 そもそも情報を手元に映せるようになったのが 1993年。ハイパーリンク。
 一番初期のソーシャルネットワーク、webサイト自身を繋げることができる。
 一般の人の楽しみになるまで、時間がかかった。掲示板:コメントを繋げる。様々な問題も。
 関心空間のような、高度なネットワーク。
 インターネット上でのいくつかの試行錯誤。タイミングの感覚があったのか?

どうでしょう?
作りたいものはいっぱいあって。
作れるのならすぐにでもつくりたいのは今も変わっていない。
1994,5, から始めた人は 1998年くらいつまらなくなっていた。
ECとかお金儲けとか、お金のにおいがするものに、集まってくるようになった。
95年くらいはアカデミックな人が多かった。知的なディスカッションのレベルが高かった。
普通にみんなが使うようになってきたのが、あまりにも混雑しすぎて、
セレンディピティが起こりにくくなってきた。
世界中につながってきたので、驚くような出来事もあった。
関心空間は、小さなインターネットを作ろうとしていた。箱庭的インターネット

■関心空間は、自分で選べる感覚。独立性。
 
■これからはどうなる?

また、最近退屈してきている。インターネット面白くない。
なんでか?
色んな体験をみんなが作ってきている。web2.0 .
多様なものが想像されるべきだが、どれも似たようなサービス、体験にしかならない。
インターネットに失望しているわけではなく、サービスに失望している。
どういう未来があるのか?
今まで人と人とがつながることが困難だったろころから、点と点の知識がつながることができた。
点の塊と、点の塊が動的に動いているものが、点の塊になる。
宇宙のようなもの。星と銀河のようなもの。
Webといっても無限に広がっていて、空間感覚が無い。
空間感覚が養わされている。本の好きな人は、図書館感覚がある。
いい物がある。自分が得たい体験にすぐ近づいていく感覚があるが、
Webには無い。
インターネットはまだフロンティアの時期。やっと都市ができてきたくらい。
高円寺の商店街と、中目黒の商店街など、
インターネットも立体的な匂いのする空間になってくるような気がしている。
Google で検索して何十件でてきても、不完全なインタフェース。
自分の五感を使ったインタフェースがありそう。第六感くらいまでありそう。

■今のインターネットはシビアな言語空間でしかない。非常な大きな制約。
 情報の構造の普遍性がある。街が書き換えられるように、インターネット上も書き換えられていく?
 開かれたものが閉じるときがある?

とても民主的な世界なので、
閉じる。。引き受けを募集。救済。
ユーザが書いたものの集合で、知材にみえる。
ある日ユーザ全員が引っ越せば関心空間は無くなる。
それ以上の魅力のある場所がなければ、無くならない。
ここは、無くなってもらっては困る。寄付すればいいの?

■インターネット上の記憶は誰のもの?
 集合的な知と記憶。

未来の話。われわれはどう考えても、コミュニケーションの自由度が高まっている。
デジタルというは、同じものがコピーできる世界。
いろいろなプロテクトをかけようとしているが、どんどん複製可能な世界になっている。
ニュースサイトのタイトルを載せるだけでも違法だった時代がある。今は Google News.
時代の変化があって、どんどんオープンになってきている。
コンテクストを引用する別のサイトがでてきそう。
関心空間の集合をマイニングして、何かをつくるかも。
価値を高めてくれるものがでてくる?

■デジタルアーカイブ。積極的に公開するようになってきている。急速な意識な変化。
 
Google に無料で検索させた方がいい。
同時に保護すべき価値も高まってきている。さらにブランディングが重要になってくる。
コアコンピテンスを守る。付加価値をあげるための勝ち負けがありそう。

■従来のビジネスモデルとの矛盾。
 関心空間のビジネス的な鍵。

成功しているはいいづらい。
鍵はあきらか。
大量のビジネス機会を集約する。
ひとつは Yahoo みたいなポータル。その中で1版になる従来のモデル。
Google のような集約型。少額をたくさんあつまめる。
小さいビジネスを集約し、高速に繋げる仕組みづくりをする。
営業力とか、人間の能力を集約するのではなく、
クリエイティブに集約する仕組みがあれば、人の幸せにつながる。

もともと会社を操業したのは10年、企業向けのソリューションがビジネス。
関心空間のエンジンをカスタマイズして企業に提供してきた。
全日空。旅立ち空間は、関心空間のエンジンを使っている。

■企業の人達が関心空間のエンジンを活用したいと思っているのは、どういった目的?
 どういった要求? どういうふうに応えているのか。

すごく企業が思い入れを持っていてその思い入れがコンシューマに伝えたいと
思っているかどうか。うまく使いこなしている企業が、視覚的に共有したいこと。
自社のブランドを機能で要求することはできない。
多様な会社のポリシーをなるべく共有したい。
こういう機能を追加して、その思いを共有する仕組みを作りましょう。
一種の難しさをもっているが。

snow peak club : 新潟県、燕三条市、アウトドア専門メーカーの関心空間。
4〜50人くらい。システム担当者は1人。
2万人を超える購買ユーザとコミュニケーションしている。1万5000キーワード。
アウトドアをライフスタイルの一つだと思っている人が、
自分の好きなキャンプ場の情報や、アウトドアのノウハウを共有するために使っている。
すごくいいのは、
アウトドア量販店ではなく、アウトドアフリークであるケースは減っている。単なる安売り店。
質のいいものを提供する。店員がそのことを知らないと説明できない。
使ったことがある人しか、その質を伝えることができない。
使ったことがある人が口コミの元としては、一番正しい。気持ちが伝わるような使い方。
顧客満足度だけではなく、質を伝える媒介者になっている。

■関心空間がもっているマイニング特性の鋭さ
スケールメリットよりも、ディープメリットの方がある。

アメリカだとハイパーフォーカシングネットワーク。
垂直的な Deep web と呼ばれる。Webがひとつ先の時代になる。
非常に整理された形にならないといけない。
セマンティックweb の意味と構造をもった Web.
関心空間は人のルール。人が読みやすいだろうと自らが律して書いているのがいいところ。

Q;かなり前からお気に入り。
  最近感じるのは、温度差を感じる。昔みていたわくわく感が無くなってきている。
  企業サイドとしては無力的なサイト。
  すごくあったかい空間が感じられた時期があった。新鮮であった。
ものを扱っているのにお金の匂いがしない。居心地がいい。
企業と一般の人との温度差が感じられる。
盛り上がっているところと、もり下がっているところがある。今後どういう対処?
いろいろな人が関わっていく上でいって、問題となる事柄は?

A: 耳の痛い話。自分自身も感じている。
  5人とか50人の関心空間は驚きだった。150人の時も驚き。
   3000人を超えたら、成立しないと思ったのも6年続いた。
  関心空間の意味が違ってきている。
  昔話をしても、わからない。
  関心空間は、ほめていただいている空間性を持っているが、
  ターゲットとしている世代感、新しい魅力を作っていくのも必要じゃないか。
  企業の営利行為、関心空間自体の思い入れ。3000人、1万人の頃は知り合いだらけ。
  わいわいやっている感じ。トラブルもみじかに感じられた。
  4万人。女性が多くなってきた。女性が「かわいい」と書いているのが実感が無い。
 関心が希薄化してしまう。正直にいうと、67世代と、76世代とは違う。
 excite などは世代劣化している。雑誌と同じこと。
関心空間も世代交代、編集部を入れ替えるような、他の媒体と同じ努力をしなければいけない。
残っていくメディア。ためれば貯められるメディアなので、捨てられない。

問題点:意外に荒れないことも問題点。
    荒れるということは人の関心の相違から生まれる。
    多少問題が起きるくらいホットな場所が無いといけない。
    他に荒れる場所がいっぱい出来てしまったから。
荒れてほしいわけではないが、ホットな場所が欲しい。
全体が適度に盛り上がるのは無い。4万人が常に会話することは無い。
たわいのないことや、極端に専門的なことは関心空間で話されない。
縦横無尽でテーマ型の Deep Web になって欲しい。
そこの切り替えがうまくいく構造がつくれれば、書いてみたい、見てみたい欲求は?

企業が入ってくることによって、失うものもある。
企業を全く排除して、無収入で運営するのは別の制約がある。
 スケールや、サーバー維持費用。

最初はB2B , 関心空間はショーケース。
より事業のスケールを大きくする。kanshin.com の知名度をあげる。
個人はドメインは気にしていない。
企業がからんでいても、暖かい。安い値段でコミュニティーを形成している。
収支のバランス。リアルなコミュニティを一緒。

■公共施設も同じ、清貧だけでは、運営できない。
 ずっと、場のオーガナイザーとしての前田さん。
 場を運営してくのは、いつから?

もう20年くらい。テーマで人を集めて、世界を変えようとしていた。
居心地のいい場所が少なかったので、つくろうと考えた。
ミュージシャンに聞いても伝わらなかった。周りが乗ってこなかった。
クリエータからビジネスマンに話が変わったのは仕方が無かった。
 製作から、企画に、ベンチャーになって、お金を集めて、投資をして、自分の居場所を変えてきた。
対応しなければいけないことが大きくなってきただけ。
大学は世の中を変えるプラットフォーム。
知識の流通を変える。オープンコースウェア。公開し始めた。
もっとweb2.0 以降の視点でみていけば、
大学をもっとリノベーションしていくことが可能。
いまは大学が面白い。

Q:最初みた時に衝撃的
  wikipedia ではなくパブリックではなく、
  自分で書いたものが残っている。自分の興味のある物。
 wikipedia mixi のいいところどり。クリエイティブなところ。
 インターネットで何がいいというのはたくさんのサイトがある。
 パソコン通信時代とあまり変わりない。
 関心空間で得られたもの、スケールの大きい、クロスドメインのような仕組みは?
 何年目でどれくらい増えたのか、アクティブユーザの数は?

A: 同じ視点で考えているつもり。
 まずは足場を固めるのに時間がかかっている。wikipedia のような開かれた集合知
 大勢のサポーターがいて、無料で運営しているが、大量のコストがかかっている。
 API を整備するとかオープンソースするとか、管理する人の才能が必要。
 うちのスタッフは開かれたところに対応するよりも、閉じた空間で居心地良くするのに長けている。
 なぜグローバル展開できないのか?
 mixi はスゴい規模なのに、世界展開する気持ちが無い。
facebook はいい加減な日本語化でも、世界展開しはじめる。
開かれて、大きいスケールで、世界を変える実感は欲しいが。
指数関数的にのびてほしいが、100人/日がずっと一定で増え続けている感じ。
だいたい予想するのは、検索していて、見つけて、一定の割合で
クリエイティブなコンシューマーが来ている。
クリエイティブな消費者の数が限られている。
美大に行く人と東大に行く人は違っている。

Q;最初の3人はどうやって集まるのでしょうか?

A: ドラマティックなことが起きるのは、
 引き出しが多い人が隣にいる必要がある。
 うえさか デザイナー、鈴木 プログラマ 前田 文系。
 専門領域がずれていて、かつ、毎日一緒に居るのにネタが尽きない仲間。
 その三人が始めたおかげで、これだけ大きくなった今もテイストが残っている。
 まだ知らないことが、劇的に短い時間で分かるものが関心空間。
 
Q:海外の資金オファーがあった場合、うまく利用する?

A: ビジネスをうまくいっている部分と、うまくいってない部分がある。
 ある種、事業の面白さにも目覚めた。
 ミュージシャンになりたかった。関心空間で資金調達して、プレゼンテーションすることによって、
 こうやってお金が投資され、こういう風にすれば、有限責任でこれだけのことをやっていいんだ。
 これがイノベーティブなことをはっても、腹を切らなくてもいい。
 いっぱいやりたいことがあるので、その機会がもらえるのは名誉なこと。
 日本人として危機感が高い。資源が無い国。少子化。借金大国。
 内需だけでビジネスやっていても、無理。車や家電ももう無理。ITやバイオ、ナノテクしか可能性が無い。
 社会的責任を果たすため。
 ビジネスもクリエイティブな仕事の一つ。クリエイティブが無ければいけない。

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個人的には「Web上の美味しいものを見つけるアルゴリズム」というのがテーマだと感じた。
Google さえもまだ分かっていない「興味」の本質を見つけること。

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