11/13/2009

[&] Web Directions East 2009 (Deborah Schultz)

Deborah Schultz | Web Directions East



Deborah Schultz
Put People First『まずは人が重要!』
The Impact of the Social Web on Business
http://www.deborahschultz.com
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これは HTML5,4,3,2,1 のことではないです。
デザイナー、デベロッパーとして企業のためにどう web サイトを用意するか?
橋渡しをする役。
Web に情熱をかけています。
P&G での経験もあります(広告)

実世界で人々がどう行動するのか?
旧来は物理的に近い位置にいる人としかコミュニケーションがとれませんでした。
新技術を活用になり、人々のコミュニケーションがかわり社会環境が変わってきました。

Flickr では写真をつかって体験供与する、写真を使って会話が広がる。

「インターネットにより人同士の会話が可能であった、
 マスメディアでは不可能なコミュニケーションが可能になった」
世界が変わりつつある。
どうやってチャンスが変わりつつあるのか。

But are these reelationships "real".
現実のモノなのか? 答えは [ YES ]
私の生活に多くの深みと価値を与えてくれています。
でもどのオンラインの連絡先がいつ手助けしてくれるのかわからない。

残念ながらビジネスというのは階層的な構造をしている。
かなり構造が分かれている。
We are organic and social
オンラインでももたらすことができる。
Social Web といのは個性の爆発でもある。
以前には考えられなかったようなチャンスが広がってきている。
チャンスの規模は大きい。
Twitter でスピーチの前に助けに求めたら、すぐに返答があったり。
このような情報の流れをスムーズに構造するのは何か?

visualcomplexity.com
さまざまな情報が表現されている。

考えようによっては、常にネットに接続している。
環境を構築する経済。
マスメディアの時代には無かったようなチャンスに恵まれている。
個人で実際に市場で買い物をする、昔に戻ったともいえる。

では、social web とは何?
私にいわせれば、古いコンピュータでもないし、数多くのサービスでもない。
技術そのものではない。
social media とは何?
アメリカ的なものとしては売りつけるものでは無い。「関係」なのです。
企業が顧客の存在なしにはなりたたないもの。

今われわれが生きているのは「関係」の社会。
関係の中からチャンスが生まれる。
グランドジェスチャーの終演。携帯電話の会社がいっぱいある。
こういった企業は自分たちの都合で顧客に対応する。
長い間、自分たちで販売したいものを売る。広告を出す。
関係ということになると違う。
ビジネスであれば、信頼の連続体。
どのようにお客様と新しくつながっていくのか。
新しいすばらしい考え方だが、どうやってやるの?
マニュアルは無い。
関係は皆違う。

参加型の Web
人として新しいデザイン的な考え方と人との関係構築のスキルが必要になる。

Organic vs Static
Emotion vs Data
Relationship vs Transaction
Continuum vs Grand Gesure
Relevance vs Chronology

単に時系列ではなく、自分が関心のあるものを見る。
有益なフィードバックを返してくれる。

新しい人のスキル

Listener
Connecor
Crinic
Partial geek
Detective
Catalyst
Diplomat
Juggler
Approachable
Intuitive
Inquisitive
driven by relationships

社会的な現実をまねしようとすれば。
いろんな人がいろんな方向を向いている。

A possible way to think about this

// デモンストレーション中

Let's Break it down

handshake (bow)
greeting
response
handoff
feedback
make me smarter about me

上記のことを、オンラインでやるとすると。

エンターキーを押す。
Web サイトに日付があれば、アップデートしていることがわかる。
 デザインの要素として必要なこと。
sign in する。
誰なのかということを認識してくれる。 DOPPLR のように。
DOPPLRはソーシャル旅行サイト
 1年に一回、PDFのドキュメント送ってくれる。旅行の履歴。
  どういうところにいったのか、どういう関係を構築したのか、
  わたしのことを教えてくれる。
 月までの距離の 25% も旅行した。関係趣向。非常にユニークで興味深い方法

Photojojo というサイト。写真共有サイト。
 オンラインで毎年 5000枚くらいの昔の写真から、ランダムに自分宛に送ってくれる。
 素晴らしいサービスだと思いませんか?感謝の気持ちを思い出させてくれる。

Handoff
旅行に行く時に、近くにすんでいる知人を紹介してくれる。

Esty
自分でつくったものを eBay 風に売り出すことができる。

エンターテインメント性は素晴らしい。

threadless
Tシャツのサイト。デザイナーTシャツを投票する。
Tシャツを示すだけでなく、そのTシャツを着ている人を見せている。

Pandra
ミュージックサイト。
オプションとして自動的にサービスを更新したいかどうかを聞いてくれる。
お客の時間を尊重してくれている。

Overnight Prints
楽しく表現する手法がある。
さまざまな名刺を印刷できるが、つまらない。

Moo は同じ名刺印刷するサービスだがまったく違う。
flickr, facebook からの写真を自分の名刺に印刷する。
「生きて」いるページ。
簡単に説明している。
名刺が欲しいのは、印刷のことではなく、
自分をどう世界に表現したいのかを MOOは理解している。

適切なステップ

Think like a sociologist or ehonographer
いままでうまくいったことを繰り返しているのみ。

Be an observer first
まずは聞きましょう。客の人生に役立つ。ものを押し付けるのでは無い。
機械的な FAQ ではなく、人が答えて欲しい。

Join the lives of people vs. interrupting them
Find a "place' in the 'community' you are designing - be a part of it
Help users participate
Stand for something &offer value
Think constancy not episodic
Experiment:Listen. Rinse.Repeat

技術は絶えず変わっているが、
人間はそう変わらない。
世界に入って、人間関係を気づいてください。

http://slideshare.net/debs/
www.deborahschultz.com

Q. ソーシャルWeb のマイナス面に関しては?
A. 高校時代の人間関係に似ている。人気度に頼っている。
 何人の友達がいるかではない。
 私たちはそれよりも成長している。数ではなく感情が重要。
 目の前で無礼なことをやるよりも、Web でやることが容易である。
 オンラインでいじめは、人間性の悪い部分が見えてしまう。
 企業から見るとソーシャルメディアを怖がる。
 商品のことをオンラインで製品が最悪であることは
 困ったことではなく、対処できるので、チャンスである。
 ある意味で思いやりを感じる。
 けんかして仲直りする機会があるということ。
 six apart に関して、ブログが 24時間ダウンした時があった。
 本当に最悪なことがあった。皆が大きな声で文句を言った。
 彼らにオプションを与えることにした。
 1年間無料でサービスを提供することにしたら許してくれる?という質問をしたが、
 実は何が起こっているのかを知りたかっただけ。
 「透明性」が大切。透明性を維持すれば、謝る機会が常に与えられる。

Q. social web は 2010年にはもっと発展する。知識社会が結びつく?
  social web は今後どう発展していく?
A. social web はここから伸びるというものではない。
 空気のような存在。インターネットを活性化するという人もいる。
 socail web と知識社会とは同じものではなく一緒に伸びていく。
 ひとつはモバイル化、よりスマートな取り扱いができる。
 企業と顧客が一緒に商品をつくれるマーケティングの媒体になっていく。

Q. 今リーチの話があった。友人がたくさんいるのではない。
  生態系をたくさん持っていない人もいる。その違いは?
A. アーリーアダプター、影響力のある人が取り上げられがち。
 もっている影響力も大きい。それらの人はそのことを良く理解している。
 いったい自分たちがどういう話をしているのかを考えて対応している。
 新しいものである。
 ビジネスを考えれば、ソーシャルメディアによってコストは下げられるが、
 リソースを下げることはできない。
 広告をオンラインに投下する場合、全部バナー広告にするのではなく、
 マーケティングの予算などを、お客様とのソーシャルな関係構築を築くのに使うのが良い。
 オンラインのどこに広告を配置するのかを見極めようとしているのは無駄。
 ちょくせつ顧客とやりとりする方向に向かう。時間はかかるが拡張できる。

ソーシャルメディアのエキスパートは居ない。私もそう。

Q. 人に注目して、人と人がどうつながっていくのか。
 ビジネスというよりも人に注目してソーシャル web を展開していくことがわかった。
 今日ここに来ている人を見ると iPhone を持っていたり、情報リテラシーが高い人ばかりであろう。
 リーチへの課題は?

A. リテラシーのことについて質問されたのか、リーチに関して質問されたのかわからない。
 必ずしも美しい Web サイトや、iPhone うんぬんではない。
 正しいやり方でやることが重要。自分たちの顧客に応じた方法で。