8/15/2014

[&] SIGGRAPH 2014 - Feast



Feast – A Look at Walt Disney Animation Studios' Newest Short

Patrick Osborne
Head of Animation, "Paperman"
Josh Staub
VFX Supervisor



2年前、夢の仕事に着くことができました。
アイデアをピッチして、Paperman という短編を作ることができました。

feast THREE IDEAS
2012 DEC 一ヶ月のディナーのビデオが発端。
Evernote で screening ノートをまとめ、
犬や食べ物のスケッチをはじめた。

THE PITCH
WHERE THE HUMANS EAT という作品をピッチする場、
けれど、ピッチは一週間後に...

STORY
ストーリ作成のプロセスは、キャラクタ、出来事、登場する物などをポストイットで、一覧。
感情の動きの上下を、体験マップで検討、
それぞれのシーン、セクションごとに絵コンテを作成
最後はハッピーエンドに。

その後、ラフなビデオコンテを作成。
カメラ視点はあくまで犬の視点で。

VISUALS
ディズニーの Pet という作品の中に出て来た少年と、その映像の雰囲気。
Paperman で、3Dによる制作方法が確立。
3Dの前に2Dスケッチでキャラクタの性格を検討。
実際に犬を何匹も連れてきて、食べる様子や走る様子などを観察。
まずは手書きのアニメーションを作成。
2Dでキャラクタ作成、キャラクタの様々な服装も検討。
女性キャラクタ Kirby もウェディング姿、ウェイトレス姿など。
主人公の犬も、口の中、舌などもモデリング。
食べ物のデザインも開始。

JOSHSTAUB - VFX SUPERVISOR
あずは食べ物のリサーチ。沢山沢山食べました。
塩の落ちる様子や、ピザのチーズが伸びる様子など、現実世界の観察。
パイプライン、レンダーは.... 1 key light, 1 sky light で。
湯気の様子なども検討。

RUN LIGHT TEST
犬が走る様子、光とその影に関してのテスト
TEST SHOT LIGHTING KEY
(犬の表情の変化はとても豊か)
人の顔の表情の変化も、様々な照明で表情の様子や影の様子を確認。

映像の動きを矢印で示した2Dスタイルの、絵コンテ。
VALUE STRUCTURE
SILHOUETTE DESIGN
3Dの形状を液晶タブレットへのスケッチで調整、作成。
LIVE AIR と呼ばれる空中に浮遊している地理などの表現も。

SHOT LIGHTING
まずはシェーディング無しの SURFACE COLORで。
COLOR ADJUSTMENTS, フィルムライクな色調整。
COLOR MATTERS シーンの中での色のバランス検討。
LIGHT SHAPES リアルライトソースでの描画テスト。
EDGE BREAKUP エッジを強調したもの。
EDGE NOISE ,NUKEでエッジノイズだけを見て確認。
Z DEPTH を見て確認。
FINAL ファイナルショットは、空気感、被写界深度を含めた映画風レンダリングで。
PROGRESSION 最後に空気感を付加。やり過ぎないように。

LIGHTING KEY
AUTORENDER
SURFACE COLOR
COLOR ADJUSTMENTS
LIGHT SHAPES
EDGE NOISE
EDGE BREAKUP
Z DEPTH
FINAL
PROGRESSION

PAINTED KEY
AUTORENDER
SURFACE COLOR
COLORS ADJUSTMENTS
LIGHT SHAPES
EDGE NOISE
EDGE BREAKUP
Z DEPTH
FINAL
PROGRESSION