8/10/2009

[&] Party-shot

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IPT-DS1 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot“サイバーショット” | ソニー

久々に「おお、すごい」と声を出して言ってしまった。
SONY からでたデジカメ周辺機。
(本来の)SONY らしい素晴らしい製品だ。

「カメラ」というのはカメラマンが構えて被写体を撮影するもの.....
..... という固定概念を覆したもの。
パーティー会場とかに設置しておくと、自動的に複数の顔認識をして、
適当な構図でパシパシ自動的に撮影してくれる。

立体視撮影可能な FinePix REAL 3D とか、
プロジェクタ内蔵のカメラ COOLPIX S1000pj とか、
カメラを左右に振るとパノラマ撮影できるカメラとか
技術の進歩の流れで、来るべくして来た感じがあった。

Party-shot はそんな技術志向とは違う何かがある。
テレビ会議用に顔を追うビデオカメラとかあったので、
技術的には、何年も前から可能だったように思う。
もちろんまだまだ腕のいいカメラマンが撮影するアート的な
写真にはかなわないと思うけど。

Party-shot は今までの「デジタルカメラ」という概念を再構築し、
次の世紀へ引っ張っていってくれるとても意欲的なデバイス。

パーティの自然な空気感や、自然な笑顔、
カメラがそこに在ることを意識させないで、撮影してくれること。

Party-shot のおかげで「デジカメ」が
単なる解像度競争から離れた、次の世紀に突入した気がする。

画像処理だけではない、アーティスティックな構図で撮影できるカメラとか、
時間と場所と出来事を記憶しておいてくれるカメラとか、
単なる長方形や正方形じゃないサイズで撮影してくれるカメラとか、
熊のぬいぐるみの目の部分が Party-shot になっているカメラとか、
「カメラ」という概念から離れて、もっともっと素敵なことができるハズ。

この Party-shot を企画した人たち、創りあげた人たち、製品にした人たち、
みんなに拍手を贈りたい。

今度は Party-shot を創った人に負けないように、
僕らが様々なシーンで Party-shot を使ってあげる番だ。



注:褒めまくっているけど、Pay Per Post じゃないですよ〜