9/26/2008

[&] Reverie



Vincent Laforet : photos : Reverie - Behind The Scenes- powered by SmugMug

D90 とか、デジタル一眼レフで、
HD動画が撮影できるものが少しづつ登場してきた。
Reverie は EOS 5D MKII で撮影された映画。
リンク先は、そのメイキング。(メイキング自身は Canon XH A1 で撮影)
D90 だとまだまだ制限がある感が残っているが、
5D MKII の方は Full-HD 1080i でも 12分の撮影ができる。
codec は H.264/AVC

映画を見ると、特殊な例をのぞいて、1カットはとても短い。
機動力とコスト、かつクオリティの面で、
デジタル一眼レフで映画が撮影できるならスゴいこと。

レンズをとっかえひっかえ、深みと独特のボケ具合、
心地よい被写界深度の映像が「写真」の感覚で撮影できる。

Flickr が動画対応した時に Flickr 動画は、
「ちょっとだけ長い時間切り取った写真」なんじゃないかと思ったけど、
これからは写真の感覚で撮影される映画がでてくるんじゃないだろうか。

素敵な映画は、どの1シーンを切り取っても、
写真のように美しいけど、まさにそんな感じ。

久しぶりにデジカメが欲しくなった。

9/25/2008

[&] Eye-Fi Japan




Eye-Fi Japan

ここ数年でもっともイノベーティブだと感じたデジタルガジェットが Eye-Fi だ。
SD メモリカードサイズに、無線機能を搭載して、ごく普通のデジカメで使える。
撮影したとたんにネットワーク経由で iPhoto や Flickr に転送される。
頭ではどういう仕組みなのか、どんな動作をするのかがわかっていても、
いざ、実際に Eye-Fi を使うと、そのスムーズさに驚く。

ついにその Eye-Fi が日本進出してくるのだ。
無線機器なので、認可も通らないといけないし、
日本特有の無線LAN事情、日本特有のデジカメ事情があったりして、
いろいろこれから大変かもしれない。
便利な写真共有サイトや、写真プリントサービスとの
連携が鍵になってくるかもしれない。

いろいろあるけど、
素晴らしいアイデアと、それを実現した技術の力、
沢山の人と人のつながりと情熱で、ついにここまでやってきた。
というか、ついにスタート地点に立てただけなのかもしれないけど。

数年後には、デジカメが無線LAN対応するのは当たり前のことになっていて、
もっとその幅は広がる。フォトフレームやデジタルビデオや様々なところで
Eye-Fi が活躍していることだろう。
GeoTag の仕組みだって、もっと活用されていくだろう。

きっと、おばあちゃんも、小さい子供達も、
テクノロジーのことなんか気にせず、写真を楽しむ時代が来るハズ。

そうなっていく大きな流れの、
一番最初の瞬間に立ち会えたような気がして、うれしい限り。

運命を決めた「和製○○」
ひっそりとでもいいのでショーケースに飾って欲しいものです........

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 ちょっとだけ技術的なこと書いておくと 802.11 b, g, n に対応
 使い方のコツは、デジカメの自動スリープ開始までの時間を長めに設定しておくこと
 (デジカメの電源が入っている時しか、自動転送されない。あたりまえだけど)
 Mac でも Windows でもブラウザが使える環境であれば、Eye-Fi Manager が使える。
 iPhoto に転送するのが一番速くて便利。
 Flickr に自動転送する場合は、プライベートモードを ON にしておけば、
 撮影した写真がいきなり全世界に公開されて「とほほ」なコトにならないですみます
 あと、AirMac Express とセットで使うと、さらに機動力が向上。
 意外と残念なのは RAW 撮影ファイルは転送されないこと(未確認)。
 Nicon D60 は Eye-Fi を自動認識してバッテリー動作を調整してくれるらしい。
 と、そんなこんなで。

9/21/2008

[&] artek and marimekko


SPIRAL WEB | EVENT SCHEDULE

長く使われているデザインには、何か理由がある。
そして、長く使われるものは、決していつの時代も古くさくない。
革新的でありながら、シンプルさを保つ仕組みがあるのか。

商品はいつでも見られる、けれど、この展示だけは今しか見られない。

 artek * marimekko

単なるコラボとかいう安易な言葉では片付けられない、二つの相乗効果。

9/18/2008

[&] Audience


Wayne McGregor's Deloitte Ignite 08

あっちを向いたり、こっちを向いたりする「鏡」達。
[ Audience ] というタイトルどうり「観客」達なのだ。


何も言わないけど、こちらを観ていることが解る。
みつめ返しても、反応は無いけど、こちらを観ていることが解る。

この空間で演劇をしたり、ダンスを踊ったりすると、
普段は得られないような、フィードバックが得られるような気がする。

壁全面鏡張りの部屋ではなく「観客」としての視線を感じる「鏡」
空間を切り取って、その一部分を反転させる「鏡」。
そこには「意識」の気配さえも感じさせる。

9/16/2008

[&] HP x vivienne tam


Fashion + technology = Double happiness

デザインノートパソコンなんて、最近では目もくれなかったのだが、
この真っ赤な [ vivienne tam ] デザインのノートは気になる。

technology が fashion を意識し、
fashion が technology を意識する。

単にピカピカ光る服じゃなくって、
technology が fashion に、かなえてあげられるコト。
fashion が technology に歩み寄ってくるコト。
IT とは全く関係なさそうな業界こそが、
innovation のきっかけを作ってくれるのかもしれない。

それはそうと、vivienne tam, HOMME/MENS ラインも作って欲しいなり。

9/13/2008

[&] C@T-one


C@T-one スペシャルコンテンツ | EIZO 株式会社ナナオ

テレビリモコンとマウスの融合。
この発想は無かった。
テレビメディア系のサービスと、インターネット系のサービスの融合は
数多く考えられているけど、なぜに手元の2つのデバイスを混ぜたのか。

ブレインストーミングの手法の一つとして、何かと何かを混ぜる(組み合わせる)
というのがあるが、その効果なんだろうか。

何かと何かを混ぜ合わせて、新しい価値が生まれるのか、
単に2倍便利とかいうことじゃなくって。
逆に複数の機能をもったものを、分けることによって、
もっと便利になるものがあるような気がしてならない。

9/04/2008

[&] Growing Jewelry



Hafsteinn Juliusson : Growing Jewelry

先日のことであるが、芝生が椅子になった
[ mindscape ] の peddy をみてきた。
モコモコさわさわした絶妙の質感。いまにも歩き出しそうな気配。

それをみて、Growing Jewelry を思い出した。
Hafsteinn Juliusson のデザインプロジェクト。
手入れをしないと、鮮やかな緑を保つことの出来ない指輪。
驚くべきなのは、本当に購入できるところか。

で、なんでダメだったのか、なんで良くなったのか、
さっぱりわからないけど、まあうまくいったのでイイか。という日であった。

9/03/2008

[&] Ars Electronica x SIGGRAPH x DigitalGadget


- The Urban Computing Forum -

9月17日(水曜日)PM2〜PM5 に、
アルス・エレクトロニカのレポートとか、デジタルガジェットの話とかします!
(国際展示場ビックサイト近くのパナソニックセンター東京)

■(無料)登録はこちら [ 残り90席 ] ←好評につき座席追加しました
  ↓
[ アーバンコンピューティングフォーラム参加お申し込み ]

ちょうど今リンツで開催されているアルス・エレクトロニカの様子を
著名な美人キュレーター森山朋絵さんと、
建築+IT を探求する SFC の中西泰人准教授のレポートをお聴きいただけます!

あと、オマケで僕も SIGGRAPH の特に NewTechDemos とアート系の話と、
街の中で使うデジタルガジェットの話とかする予定です。
(Eye-Fi とか、ちょっとだけ未来の話をいろいろと)。

[ urban computing ] という、今までに無い切り口なので、
今すぐ何か〜という成果ではなくて、
ちょっとだけ未来を
ほんの少し素敵にするためのヒントが隠されていると思います。

 アルス・エレクトロニカはメディアアートの祭典です。
 何?っていう方は、pingmag のレポートがお薦めです。
 [ ARS Electronica 公式ページ ]
 [ アルス・エレクトロニカ(PingMag) ]

あ、あと、参加された方は、
先着順でパナソニックセンター/イーユーハウスが見学できます。
これは普段一般開放されている一階のショールームや
RiSuPia とはまた全然違って、
コンセプチュアルなショールームです。
バイリンガルのお姉さんの案内に沿って、
今ある未来に足を踏み入れることのできる
貴重な体験になるハズです。

--- 予定演目 ------

■街とひとと技術を結ぶ、楽しいきれい気持ちいい
■街と暮らし、ITデザインが楽しくする未来(基調講演)
■街と暮らしを楽しくするデジタルガジェット・SIGGRAPH2008報告 
■都市とアートのつながり・アルスエレクトロニカ2008報告
■シンポジウム終了後、パナソニックセンター東京見学

皆様どうぞよろしく。